北部から西に入る峠を下ったところで道路(R4169)から見えるバンマカーム(Ban Makham)、ナトン港のひとつ手前になります。
晴れの適切な時期、時間にぴったりあった時は、道路からも沖合いのコントラストの美しさに目が奪われます。
フォーシーズンズリゾートコサムイのレセプションからはこの海が見下ろせます。
道路から海がダダーッと見えるところには、海側にリゾートを立てるような敷地がなく、小規模レストランが所々あり、空き地も何箇所もあり、海に出やすいビーチです。海にはパラソルも日陰もないので、まず旅行者がこのビーチで遊んでいるというのは見かけたことがなく、私一人しかいないということが大半で、いるとしたら、投網のおじさん、何かを探しているおばさんが1-2名?みたいな、まさに何年経っても手付かずのビーチという言葉がぴったりのエリアです。セルフィー撮り放題!独り占めの至福感はたまりませんよ!
ここのビーチも私の愛しいビーチ4位内に入ります。この美しさだけを見たく、バイクで45分かけて何度行ったことか。
釣りも磯遊びもできる所もあり、子供たちが小さい時は毎週のようにはまって、通った時期もありました。
本当は秘密にしておきたい私の遊び場です。ブログでたまに出てきてたけど。
この広い遠浅が出現するのです!
晴れの日の3-9月の干潮時に行ってみてください!曇りや満潮では魅力が発揮されません。
あーっ!と思ったところで、車もバイクも路肩に止めやすいエリアですが、道路より海は低くなっているので、降りるのがちょっと大変だったりします。ビーチ沿いのレストランを利用すれば、降りれる階段がついています。利用しない場合は、空き地(starry seafood横)からのエントリーだと、写真のような味のある階段wがあるところもあります。
車を止める目印にもなって、この階段よりも少しマシなものがあるのは、ナカラレジデンス前。フォーシーズンズ方面からくると、道路標識のSaket 9があるところです。ナトン側からだと、SAMUI CITY HOTEL↑11kmの標識があります。Uターンしてきて、木陰に止めれるとベター。
砂浜に下りると、こんな感じで、なんかだまされた感、大したことないじゃんっていうのは感じるかと思います(笑)
手前はごみも落ちているし、岩があったり、砂は白くないし、ぬかるみそうな前線があるし。決してきれいじゃない。けど、その1線を越えるのだ!
最高の天気だと、楽に越えられそうな1線ですよ!ここさえ越えれば、次第に口角上がっていく。
沖合いに見えているのは、アントン海洋国立公園です。ナトン発着の本土を往来しているフェリーも見えます。
その一線、生物はいるんですねぇ。こんな小さな生きた貝がたーくさん見れます。夏休みの自由研究が今もあるのか分からないけど、南の島で見つけた生物!的なものは作れるんじゃないかな?ってぐらい、カニ、貝、アナジャコとか探せるビーチです。
何歳になっても追いかけてしまうはカニ!捕まえやすい速度で走ってくれるキンセンガニちゃん。
周りの小さな貝は、貝だったり、ヤドカリだったり。
一線を越えてからは、好きなだけ沖合いまで行ってよし!なまぶしい白い砂浜があります。
きめ細かい砂ですが、干潮時しか出没しないので、サラサラに乾いていることはない。
ドローンを飛ばしたくなっちゃいますが、タイでのドローン撮影はライセンス登録が必要で、申請が必要ですので、旅行で来て飛ばすというのは無理です。
正直どんな日焼け止めを塗っても真っ白では帰れない南の島コサムイの日差し、中でもやっぱりアネッサは焼けにくいから常備品。海を見るなら安くても良いから偏光サングラスや偏光レンズを持ってきてみて欲しい。さらにパラダイス度上がる!
沖合いのリーフ近くまで来ました。この辺にくると、何か探している人がいたり、いなかったり。
リーフ内は泳ぐというほどの水かさはなくて、リーフ外に出ると、透明度がなかったり、波があったりするので、あんまりシュノーケル向きではないかなという海で、実際シュノーケルはしたことはありません。とにかく広くて誰もいない海を独占してる感を味わいに行きます。
とにかくうっとりしてください。この水の色、表現できないです。
小文字で書くと、この場所、日本の有名CM撮影で使われているんです。
一つ目は黒ラ★ル。もうひとつは出すって大切ー。というやつ。
後者の方のロケ場所提案をさせていただいて、条件に見合って通った時は凄く嬉しかった!
とってもきれいな砂地の一部には、船道があり、岩場ゴツゴツエリアもあります。磯遊び好きにはたまらない。釣りも海洋生物探しもできます。
何を目的で行くかというと、キスです。つけた針全部にキスが付いてきた時は笑った笑った。
今年も細かく切った新鮮なイカを用意してキス釣りに行ったら、キスよりもハタがバンバンかかって笑った。
ちなみに夫のサムイでの釣りはほぼルアーやワーム、メタルジグ等で、餌釣りはあんまりしませんでした。使っていた竿やリールはダイワやアブガルシア。後期はベイトリール専門。釣具が揃っているのはメナムの郵便局並びの自転車釣具屋さん。本格的にやるならば、日本からの持参お奨めです。ニセモノはいろいろ売ってるよw
隣のおばちゃんにも配りまくったとある日の成果。うろこを落として処理してあげたら、うろこが美味しいのにとがっかりされたw
シャリシャリに上げて食べるからなぁー。タイ人にあげる時はそのまま渡すべし。
釣りをしない人、釣りに飽きたら何をするかというと、磯の岩をひっくり返す遊び。小さいカニは95%以上の確立で隠れていて、きれいなアナジャコもいたり。
生きているタカラガイを見た!ハリネズミひっくりかえしたみたいな。
立派な骨貝めーっけ。
岩をひっくり返して集めたカニさん達。無数にいる。
サルパも流れ着いてたり。
チョウセンサザエ美味しい。
がんばれミニヤドカリちゃん。小さい生物がいろいろ見れて楽しい。
投網をしていたローカルおじちゃん。
おじちゃん、納得の量。
西側ビーチなので、夕日がダイレクトにきれいです!ビーチ沿いレストランで夕日を楽しみにくるってのもありです。
美味しいシーフード、タイレストランを1つご紹介します。スターリーシーフード(Starry Seafood)コロナ後も絶賛営業中です。
道路に目立つように看板を立てちゃだめという条例のせいで、看板が遠くから分かりにくいのが難点です。道路に面したところの水槽とカニの絵を探してください。
小さい水槽を持っていて、大シャコ、ハタ、スズキ、マングローブガニ等が入っていることが多いです。
家族経営のお店で、腕を振るっているのは息子さん。美味い!誰を連れて行っても美味い!って言われるお店です。たまにタイのメディアでも紹介されているみたい。美味しいので地球の歩き方でもご紹介しました。
お奨めの一品はカニのカレー炒めこと、プーパッポンカレー。ご予算、人数に合わせて、マングローブガニ、渡り蟹を選んでください。
バンコクのプーパッポンが日本人に人気の有名店より美味しいじゃないか!っていうの何回も聞きました。
ご予算許すならば、マングローブガニ(プーダム)でいってみてください。
ちょっと変わったものを持っていることもあって、出会えればラッキーなのは、タイ語でホイサーンという貝。
あわびにいた歯ごたえで旨煮(ナームデーン)が美味しいです。マテ貝も持っていることがあって、やっぱり旨煮が美味しい。
南方に住んでいると、美味しい貝には飢えるんですよね。。。
炒めるとか、調理が上手なので、普通にチャーハンを食べても、グリーンカレーを食べても何食べても満足できます。
どうせなら、このバンマカーム沿いのホテルに泊まりたいなぁという場合は、北のバンポーから峠を下ってきた道路沿いに2軒あります。
ザマッドは夜道路から見ると、なんじゃこの電飾風車みたいなやつは?!お寺のお祭りか?って感じですが、客室はオレンジの外壁で丸くて、コンクリートの床のナチュラル可愛いデザイン。ベランダにハンモックがポイント高い。リゾートは緩やかな傾斜。
自分が泊まるなら、こっちかなぁというのは宿泊最少年齢13歳の大人リゾートザハンブルヴィラズです。全室シービューで小さいけどプライベートプール付。バンマカームの海と夕日を部屋から見れるなんて最高じゃないですか!
どちらも徒歩でコンビニに行くには辛いので、レンタルバイクやレンタカーがあるといいですね。ホテル前の道は、タクシー、乗合タクシーのソンテウも通ります。
以上、コサムイに来たら訪れて欲しいバンマカームビーチ紹介でした。
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