南の島、海、マリンスポーツとくれば、王道スキューバダイビング!
水族館のような光景に自分から飛び込んでいくとか、もう胸熱ですよね。しかも、タイならば寒さ知らずで年中潜れる。
普段、どこそれ?と言われるサムイ、パンガン、タオ島周辺はダイビング業界では有名な島であり、各言語のダイビングショップが多数あります。
住んでいて、ダイバーやダイビングインストラクターの友達が居ないという人は居ないのでは?というぐらいです。
タオ島はダイビングパラダイス、ダイビングメッカとも呼ばれ、ダイビングに特化している島と言っても過言ではないかと。
※Special Thanks 水中写真提供:スマイリーサムイさん、タオ島ビッグブルーチャバの大村さん&スタッフさん
天然ジンベイザメの回遊、魚影の濃さ、魚の壁、ハゼの宝庫、面白いマクロ撮影、結構手頃に潜れる、潜ろうと思えば1日4本潜れる、タイ料理美味しい、タイ料理以外の選択肢多様、マッサージ安い、アフターダイブも楽しめるという魅力満載で、毎年リピートされるダイバーさんの数は半端ではありません。翌年いらっしゃらないとこちらが心配になってしまうほど、皆さん通いつめていらっしゃり、若い方からご高齢の方まで、タイのダイビングに魅了されているのを感じていました。毎年有名水中カメラマンさんも撮影/雑誌撮影に通っていらっしゃり、面白い海だとおっしゃいます。
ライセンスを持っていない方も約3日間で取得可能、これからの趣味に水中観察を加えてみませんか?
私も今まではオンシーズンに潜る時間がなかったのでノンダイバーですが、スノーケルは大好き。
ここにいて、ライセンスを取らなかった事、ジンベイザメを観ずに離れるのは実に勿体無かったなと。取って帰ろうかなぁ。
今は事前に学科のオンライン講習が受けられるから現地での拘束時間は少なくなっているそうですよ!
旅行の目的によって、ダイビングをするならば宿泊する島が変わってくるかなと思うので、各島からのダイビングを少しご案内したいと思います。
ダイビングポイントの詳細,料金等の詳細は各ダイビングショップサイトでご確認下さい。
サムイ島泊ダイビング
概要
サムイ島からのダイビングの多くがスピードボート利用です。船の出港は朝7:30-8:00頃。
一番近いポイントはセイルロック。セイルロック狙いならば、サムイ宿泊が楽チンで、2本潜って帰ってくるのが14時前後。
午後はのんびりビーチやプールで過ごせる時間が残ります。ジンベイザメもやってくるポイントで、本当に運が良いと船の上から見えるとか、スノーケルで見えるとかすばらしい話も何度も聞きました。
タオ、チュンポンピナクル方面のポイントの場合も2本潜って、サムイに戻るのが15時過ぎ。ランチは船内でポイント移動中に食べるスタイル。
サムイからタオまでは片道1時間以上かかります。
レギュラースケジュールではないけれども、サムイ島の西部にある海洋国立公園アントンマリンパークエリアへのダイビングツアーの開催もあります。セイル、タオ周辺とはまた少し違うUnderwater Worldが見られるそうですよ。
チャウエンリーフも時間がないときのダイビングポイントに。
サムイ島宿泊の方は、一緒に来た同行者がノンダイバーだから自分だけ潜りに行こうかなという方、3島中、島が一番賑やかだからアフターダイブも楽しそう、お土産買うのも簡単に出来るとか、ダイビングも観光も楽しみたいとか、フル機材とカメラ一式持ってさらに船に乗るの面倒だとか、やっぱり空港のある島に滞在して潜るのが安心かなという方が多い感じでしょうか。
ダイビングに便利な宿泊エリア
サムイ発ダイビングツアーのスピードボート船着場のほとんどがビッグブッダもしくはボープットになるので、北部、東部が利便性が良くなります。
ドミトリータイプからラグジュアリーリゾートまであるチャウエン、プライベートビーチのアウトリガーコサムイビーチリゾートやシーダンス、メリアコサムイ、サラサムイチョンモンのあるチェンモン(チョンモン)、トンサイベイ、リッツカールトン、メラティ、シックスセンシズのプライレムエリア。
桟橋のあるビッグブッダビーチは、手頃なリゾートがビーチ沿いにあり、サムイマーメイド、プンプリーダビーチリゾート、ヴィラタナメラ、シークレットガーデン、プリヴィレジホテルエズラビーチクラブなどは桟橋徒歩圏内、プラナリゾーツは桟橋から少し離れるのんびりリゾートです。
ザゼンブティックリゾートやセレスビーチフロントリゾート、ピースリゾート、カルマリゾート、ハンサーサムイ等お洒落リゾートとお洒落な街並みのあるボープット、ポップなラグジュアリーリゾートWコサムイ、大人オンリーリゾートのザコーストアダルツオンリーリゾート、ドイツ人に愛されるパラダイスビーチリゾートや老舗の広大な敷地の高級リゾートサンティブリコサムイ等があるメナムエリアが便利です。
同行者が残るんだったら、海の綺麗なチャウエンやチョンモン、リゾート内でゆっくりできるトンサイベイやリッツなどラグジュアリーホテルが良いですね。
ショップによっては無料送迎エリアがあったり、片道数百バーツで送迎手配をしてくれたりします。南部、西部のコンラッドコサムイやインターコンチネンタル方面は港まで1時間は時間がかかるので、移動が大変なエリアになります。
サムイ島発ツアーのある日本語OKのダイビングショップ(順不同)
アマリコサムイ前にオフィスがあり、多言語対応の大手ダイビングショップ。自社ボート所有の強みがあります。
安心、丁寧で定評のあるショップです。日本人マネージャーさんご夫妻、ローカルフード情報に強い!
タイ在住暦&ダイビング暦がながーーーい経験豊富なまゆみさんのショップ。
この辺の水中の一人者の一人なのは確か!
老舗の日本人経営ショップさん。
大型カタマラン船(2020年12月現在運休中)利用でナンユアン島まで行くことが出来るダイビングツアーを開催。同行者とシュノーケルとダイビングに分かれてもナンユアン往復&ランチは一緒にできるのがポイント高い!
パンガン島泊ダイビング
ちょっぴり勝手な概要
パンガン島にもダイビングショップは昔からあったけれど、なんとなく日本人にはパンガン島はスキップされていた感。多分日本人インストラクターが居なかったからだと思う。現在は日本人インストラクターが少数いて、パンガン滞在でも日本語サービスを受けることが可能になっています。セイルロックはサムイよりも近くなり、タオの島影も見えている距離。船はビッグボートを利用しているショップが多かったはず。
パンガン島北西部ビーチ沖合いはすでにシュノーケルポイントでもあり、干潮時は砂で陸続きになるコマー(マー島)はダイブポイントになっています。
個人的な印象は空港がない分サムイよりはもちろん、タオよりも大きい分島はのんびりしていて、気取らないナチュラルな滞在が出来る島だと思います。素朴ながらもおしゃれなところはおしゃれなものがあるし、ぶっちゃけ海はサムイよりもきれいだ。
ダイビングも好きだけど、レイブ、パーティーも好きよ、フルムーンじゃなくて、もうちょっとディープなやつ。という方はパンガン滞在がベストだと思います。なんせコロナ禍の2020年もパンガンのコアなパーティーシーンは盛り上がっていた。いやいや、パーティーって年じゃないし、そっち系は興味がないけど、開発されすぎてないビーチでのんびりしたい人にもうってつけな島なのがコパンガン。ヨガをしたい人もコパンガンのシータヌを目指そう!サムイからは船でたったの30分。もっとパンガンステイのダイバーが増えても良い気がする。ただし、日本人スタッフはいるけど、日本人経営のショップはないので、まぁある程度自力行動できる人向け。I LOVE KOH PHANGAN.
日本人がいるダイビングショップ
島の北部チャロクラムにダイブリゾートと一緒にある老舗ダイブショップ。
ダイビングに便利な宿泊エリア
ロータスダイビングさんがチャロクラムにあるので、チャロクラム、トンラン、サラダビーチ、ハードヤオぐらいまでが港まで20分圏内になるかと思います。滞在中の1,2日ダイビングをして、後はのんびりするとしても、この辺のビーチは最高!特に私はチャロクラム、サラダビーチ(写真)をこよなく愛しました。サラダビーチ内でも商店が近くにあって、道路からのアクセスも良くて、手頃で、部屋も綺麗なのがサラダビーチリゾート。もうひとつ同じビーチ内で気になっているのはサラダハット。いつも人気が凄い。夕日が見れるビーチで、サラダビーチリゾートはそのロケーションも最高。ダイビング以外ではシュノーケルが楽しめるビーチ。
トンランを見下ろす位置にあるのがパンガンユートピアリゾート
細かい点がどうのとか、水に色があるとかはどっかに置いておくとして、心豊かになれる景色が目の前に現れるローカルリゾート。
僻地にも潜りに行くダイバーさんならぜんぜんどうってことないリゾートだと思います。ご飯美味しいし。機材干し放題のベランダ。
タオ島泊ダイビング
概要
休暇はダイビングのために取得しました!寝ても覚めても水中の事しか考えられない!起きたらすぐに潜りたい!ならば、やっぱり断然タオ島宿泊です!日本からのダイビングツアーもタオ島宿泊が現在はデフォになっています。
サムイからは朝、昼、夕方の3回定期船運行があり、今までのフライトスケジュールだと、日本深夜便発、タオ最短到着午前10時が可能で、午後からはもうダイビングが出来ていました。帰国時もギリギリまでタオ満喫コースだと15時の船-19時過ぎサムイ発フライト-バンコク深夜便-翌朝日本着が出来ました。(若干リスクあり)
結構な僻地ながらも、案外スムーズに移動ができるのです。
ただし、すごい悪天候時には定期船の運航もキャンセルされます。1年に1-2度あるかないかではありますが、その場合、島は孤立します。
船がぎり出れたとしても船内は地獄絵図だったという感想もあります。一番ひどいときは軍艦による救助でした。
サムイ<パンガン<タオとタフさは必要になっていきます。
多くの有名ポイントがすぐそこのタオ島は午前2本、午後2本の合計4本も水中を満喫できてしまう環境にあります。
タオ宿泊のダイバーさんの朝は早い。7時前には集合だったはず。時差はあれど、日本の生活時間を崩さずに朝起きれます。
ボートはビッグボートを利用していて、セイルロックは1日外洋遠征で3本コース。外洋が荒れてしまうと、セイルまでは行けない事もありますが、代替ポイントは色々。ジンベイザメが出たぞーの無線で、すぐにポイントを変更して向かえるのもタオならではではないでしょうか。
GWやお盆は特に日本中からのダイバーがタオに集まり、まったく別の海で会った人と、タオで再会という話もチラホラ。アウターダイブもショップスタッフさんやゲスト同士でお食事&ダイビング話が尽きない(声をからしてサムイに戻られるリピーターさんもいましたよ。)ダイビング熱き島、それがタオ島。
ダイビングに便利な宿泊エリア
日系のダイビングショップさんの多くはサイリーエリアかチャロックバンカオにあるので、ダイビングショップの近くのリゾートを選択するのが一番間違いないと思います。サイリーは島一番賑やかなところで、レストランもマッサージもバーも徒歩でOKエリア。
タオ島のリゾートはサムイのリゾート価格よりもとてもお手ごろな設定なのが、素敵です!
ビッグブルーチャバさんを利用で、ゲストに人気があるのはショップに近いサンスマイルロッジとシンプルライフリゾート。
バンズダイビングさん利用なら、バンズダイビングリゾート。
チャロックバンカオエリアなら、コタオリゾートパラダイスゾーン。
同行者はダイバーじゃないからリゾート!ってのに泊まりたくて、ショップまでは自力でなんとか行きますだったら、ジャマキリスパ&リゾート
ダイビングの中休み、または前後で1泊移動して宿泊しても良いかなって考えるんだったら、タオ島の目と鼻の先の島、ナンユアン島滞在も候補に入れてみてください。3つの島が砂浜でつながる光景が有名な島には3つの島に客室が散らばっているナンユアンアイランドダイブリゾートがあります。1リゾート3アイランドなのです。日帰りの人たちが帰った夕方から朝9時までの宿泊者しかいない島を満喫できるのは実に贅沢な経験ですよ。
お世話になった日本人常駐ダイビングショップ
タオだけじゃなく、日本のダイビング業界でも有名な大村さん率いるビッグブルーチャバさん。安心、安定のサービスで日本からのダイビングツアーエージェントからの信頼も厚いショップさんです。常連さんの定着率、新しくリピーターになる方の数がすごい。SOMAでもゲストの方のボートチケット手配や、サムイ内の手配などをさせていただいていました。何も心配せずチャバさんで潜ってください!カオラックにも支店があるので、季節によってカオラック、タオとショップが選べます。
水中の様子を綺麗な写真で見せてくれる海ログもどうぞ。重い機材を持っていらしたゲストの皆様、こんな素敵な写真を撮影していらっしゃったのですね!
自社大型リゾート併設のバンズさん。ドミトリータイプからスイートまであり、ダイビングだけじゃなくてリゾートも満喫できる仕組み。
2020年に神尾楓珠さんx雑誌DIVER x タイ観光庁コラボ企画でタオでダイビングをされた際のホストショップ。
楽チン!日本からのタオ島ダイビングツアー
サムイ空港到着時は日本語でお迎え、サムイ前/後泊のホテルはショッピングモール直結のホテル滞在、船着場で日本語説明でチケットを受け取り、船に乗ればタオ島へ楽に行けて、スムーズにダイビングが出来るツアーを販売しているダイビングツアー大手のワールドツアープランナーズさんです。個人手配では取れない乗り継ぎのフライトを取ってくれたり、ダイビング時間がたっぷり取れる行程を組んでくれます。サムイ島での不安な乗り継ぎやチェックインもきめ細かく対応してくれますよ!
サイト内からいける、つみしまやSora webは魅力的なダイビングスポットが色々紹介されていて、行きたくさせてくれます。小笠原、沖縄、串本等日本国内ツアーも多数取り扱っていますよ。
あったかーい水温の南の島で、水中の楽しさを沢山発見してください!
ダイビング、ビーチが気になる方のためのイベント、マリンダイビングフェアは2021年4/2-4開催予定です。
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