ココナッツアイランドのサムイ島西部、ナトンの山の中にある素朴なバージンココナッツオイル作製工場でサムイ産やしの実からのココナッツオイル作り体験が出来るツアーです。所要時間約2時間~2.5時間、小学生でも体験できる簡単な工程でオリジナルのオイルを昔から家庭で作られていた火を入れた方法のものと、明日にはオイルに分離しているであろうという状態までのバージンオイルの両方作ります。庭にはトロピカルフルーツの木が多々あり、椰子以外の植物も見れます。施設にはココナッツミュージアムというココナッツ博士になれるココナッツについての展示コーナーと工場卸値で買えるバージンココナッツオイル、シャンプー、リップクリーム等のココナッツ製品販売コーナーがあります。受講最後には名前と写真入りの修了書と製品のバージンココナッツオイル小ボトルのお土産付。作ったものは持ち帰り可能です。自由研究の題材にもきっと使えるかと。ご家族での参加も歓迎です。ツアーは平日のみの開催で、午前中は工場見学が可能です。お申し込みや詳細は下記の観光庁公式サイトからどうぞ。
工場はナトンからわき道に入っていった静かな山の中にあります。タクシーは通りませんので、クラスオンリーだけでお申込の際はお気をつけください。チャウエンエリアからは片道約50分です。ツーリストエリアからは離れてしまうので、5時間チャーターで、コースと買物とランチや、ランチと名所1-2箇所でホテル戻りプランが時間にロスがなさそうです。
併設のココナッツミュージアムでは、椰子に関して素朴すぎるけど珍しいものとか、素朴すぎるけど椰子って全部利用できてすごい!とか、タイの昔ながらの生活に椰子がどれだけ自然に溶け込んでいるものなのかの椰子グッズの展示や、はたまた科学的にココナッツオイルってどれだけ良いの?というパネルなどがタイ語と英語表記であります。
裏山などから収穫してきたココナッツの外皮を剥くことから見せてくれます。どんな椰子がオイルに適していて、割った実の中身も見せてくれたり、胚芽を食べさせてくれたりの貴重体験。全体的な雰囲気は夏休みに田舎の親戚の家に遊びに行ったら、おじさんが色々見せてくれたって感じ。
そしてその後やしの実がどうされて製品になっていくのかを見ながら説明してもらい、オープンエアーの教室へ。
調理器具が色々用意された教室で、これから使う椰子の実のジュースをまずぐいっと飲ませてくれてスタート!
椰子の実削りで白い部分をゴリゴリゴリゴリ削ったり
コツは先生が教えてくれます。
ココナッツミルクを作ったり
先生が熾してくれた七輪でゆっくり分離させたり、お楽しみ?の途中の工程はほんの少し略してますが、結構簡単な作業です。
完成したのは、火を入れて作った一般的にご家庭で作られてきているココナッツオイルとそのカスはこれまた素朴で美味しいココナッツ菓子に。大瓶はこれを安定した温度で無事に保管できれば、明日の朝にはバージンココナッツオイルの層ができているはずのお持ち帰りの瓶です。(たまごっち的な愛情が必要かもw) 無事にオイルになった暁にはオイルを取り分けるスプーンや瓶はご自身で用意していただく必要あります。工場からホテルへの移動などもあるので、案外難しいというオチはあります。
そして最後に先生と写真を撮って終了証をもらいます。コースはじめに撮られる写真は微笑んでおくべきです!
最後は工場プライスで思う存分ココナッツ製品を買えます。ココナッツオイルは200バーツ~。リップクリームは40バーツ、ココナッツソープは80バーツなどなど。ココナッツ雑貨も街中よりも安く買えます。サムイからヨーロッパやオーストラリア、台湾や日本にも輸出しているバージンココナッツオイルです。
午前の部の終了はお昼前、5時間チャーターの場合ホテルへの帰路につきながら途中でランチをとって軽く買い物または名所を見てホテルまで、5時間オーバーしそうな場合は最後はスーパーまでのお送りで終了や、ランチを食べた後はスパまでお送りというアレンジが可能です。
チャウエン方面のホテルの場合は、途中バンポービーチにローカルなバンポーシーフードやシリポカなどタクシーで食べに行くには遠すぎるけど、通ったついでに寄りたいところも。ラマイ方面だったら、フアタノンの中華寺のカオマンガイやシービューのタイ料理シーフード、フレンチのvitamin seaもおススメです。車チャーターは日系旅行会社さんにお尋ね下さい。
結構単純な素朴な体験ツアーですが、ココナッツについての知識が増えることは間違いありません。
日本では体験できないココナッツオイル作製、トライしてみてください!