12月の中旬にバンコクの日本大使館に行く用事ができて、スズキのボロロン号で家族5人でサムイ-バンコクに行ってきました。家の近くの空港から1時間ちょいでバンコクというのも魅力的ですが、スラタニからバンコクまで約700キロの道中の風景や食事も楽しく、日本で言うと、東京から九州近くまでいけてしまう距離ですが大変さはあんまり感じません。
まずはお決まりのナトンでのフェリー待ち。今までは簡単に予約が出来ていたのですが、メンバーカードを持っている人かアユタヤバンクのATMで支払いが出来る人限定となってしまい、何時に家を出るか決めていなかったので並ぶことに。4時間待ちでした。
なので、最近はまっているSALIMレストランで猫と遊びながら腹ごしらえ。
それでも時間があまったのでナトンの裏道を散歩。
マユームというすっぱい実のなる木。果物屋台がこの実を甘い汁につけたものを売っています。
今現在あまり力はありませんが、TAT(タイ観光局)がナトンにあります。ここで地図やサムイの情報を集めることが可能です。(土日お休み)
ちなみにタイ南部を総括しているTATはプーケットになります。
本当はサムイからバンコクまで気合を入れて走ると約半日で到着しますが、子連れとボロロン号のため2日かけて行く事にしました。
前回、バンコクに入った途端、標識の名前が地域名ではなくて通りの名前になり、迷子になりそうになったので、今回はCDROM付のマップをノート型に入れて、家でも予習をして向かいました。(肝心なときにノート型はブルーバックだったりしました・・・)
このマップ、299バーツながら、詳細にソイが載っていたり、ガソリンスタンドやスーパー、温泉などのマークもありなかなか使えます。地図を見ているだけでも面白いです。
初日の仮眠場所はチュンポン県のランスワンのホテル。
このホテル前はバス乗り場やミニバスの休憩所になったり、ドリアンが山積みにされていたり、ドリアン屋台が続いたりする市場のようなところ。
1泊600バーツのホテルですが、バスタブはないもののベットも硬くてきれいな白いシーツ。電気系はすべて枕元のボタン操作可能なサムイじゃそれなりのホテルにある?という集中リモコン。この近辺ではいいホテルのようでセミナーが行われたりしていました。
サムイプライスにしてみると、チャウエンにこの部屋があったらたぶん安くて2000バーツ代は覚悟というお部屋。
スラタニからバンコクまでの道は簡単で、国道41号を北上して、チュンポンに入った先で4号にはいり、北上するとバンコク近郊までいけます。スラタニーチュンポンープラチャップキリカン-ペッチャブリーサムットソンクラーン-サムットサコン県を通過してバンコクです。
腹が減っては喧嘩の元になるw。
ガソリンスタンドに食堂が併設されているところが多いのですが、そのガソリンスタンドもまとまって数軒あって、ないところは何十キロ行ってもないという状態が続きます。
で、やっと見つけたドライブイン。反対車線でしたが、観光バス、長距離バスが立ち寄る大きなドライブイン”クンサライ”です。
給食か?と思う大鍋で煮込み物は作られていました。
これは牛筋の煮込み。1皿50バーツ。一番目立つところに置かれていて、一番列が出来ていました。
その横の鍋は牛の蜂の巣の煮込み。
牛のムスリム風煮込み。辛くて酸味のある味付け。
ムスリム風カオマンガイ。ご飯にもしっかり味がついていておいしかった。
このドライブインにはタイの南部方面に向かうバスが止まります。なので、中華っぽいものに南部独特のカレーにムスリム料理と多彩でした。
マレー半島で一番細い部分にあるプラチャップキリカン県。車で通りまで県の名前すら知りませんでした。が、この県、車で通るだけで面白い。
遠くから頭が見える、プラチャップキリカンのビッグブッダ?
遠くから木の先に突き出るくちばしが見えるガルーダ。
路肩ではパイナップル屋台がならぶところがあり、トラックはココナッツじゃなくてパイナップルをきれいに並べたものが多々追い抜いていく。
パイナップルの名産地だそうです。
スポンジボブの家ですか???
日暮れ前にフアヒン手前に到着し、見たことのなかったフアヒン市街を見ながらバンコクへ。やっとここで目的地バンコクの表示が出た。
しばらく走ると4号よりも近道になる35号の標識があり、前回仮眠を取ったサムットサコンのガソリンスタンドに併設されたnana courtにピットイン。
深夜2時頃ホテルをスタートしたボロロン号。家を出る前にサク会長に一応バンコクの道を聞いておきました。今回目指すはスクンビット21のアソークの延長のラチャダムリ地区。よってアソークに無事に着けば迷うことなくホテルに到着する予定。
サク会長もアソークは一番簡単だ。ハイウエェイに乗っても”ディンデン”の標識があるから、ディンデン目指していけばOK。アソーク=ディンデンという解釈のよう。なので、車中でも、ディンデン、ディンデン言いながらいったのはいいのですが、高速の降口が複雑すぎて、目的のディンデンには到着したけど、通り過ぎちゃったよー・・・ ドンムアン近くまでいっちゃいまして・・・朝の5時に親切なバイクのお兄ちゃんが道案内をしてくれまして、ホテル近くまで戻ることが出来ましたが、朝早くから、いえ、深夜も通して交通量の多いバンコク、バイクについていくのもやっとでございました。
やっとたどり着いたラチャダ地区にあるサービスアパートメントBU PLACE。
中国大使館の近くです。
地下鉄の駅がありますが徒歩だと少し距離があり、ごちゃごちゃした路地の中にありました。
よく見えませんが、ジャンボジャックフルーツ屋台が左側に。たまに見える黄緑がそう。
サービスアパートメントのベランダからの眺め。スクンビット付近に比べるとあんまり眺めも面白くない。
バンコクの遊園地、スアンサイアム編につづく。
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