サムイ島北部で一番長いビーチがメナムビーチです。ボプットとバンタイビーチの間に位置していて、やや黄金色のゴールデンサンドで遠浅ではない、遊泳にはちょうどよい深さのある約7キロののんびりビーチです。特にドイツ人に昔から人気のあるビーチです。
ビーチ沿いはこれでもか!というぐらいやしの木がずっと植えられていて、昔ながらの木造のバンガロー、中級クラスのコンクリート/木造バンガロー、高級プールヴィラが少し並び、広大な敷地を持つ老舗5スターのサンティブリもあるエリアです。ビーチ沿いは宿泊施設が並んでいますが、ビーチ側はどのリゾートも自然に融合しているというか、ここだけが目立って雰囲気壊しているみたいなところがほとんど感じられません。一番ボプットよりのリゾートがWコサムイ、バンタイ寄りがロンプラヤの桟橋があるエリアでピナクルサムイになります。
メナム=川で、ビーチ内には2箇所川の水が注ぎ込むところがあります。
川の近く以外は、ビーチ内大体同じ水質、同じ感じの砂浜で、リゾートからメインロードまでの距離が短くて、メインロードに出ればレストランなどの選択肢が色々あるよというのは、Moon Hut Bungalow からSantiburi 付近までの間です。中でもHacienda Beach Resortからサンティブリまではメナムの街の中心部エリアにあたり、開催される場合は木曜日のウォーキングストリート、朝4-9時開催のメナムの朝市(コサムイ人ローカルの絶大な人気がある)にも徒歩圏内です。もともと中華系の人も住み着いているエリアなので、中華系の木造家屋がお店になっているところも色々あります。徒歩で楽なところのリゾートはほぼなしですが、メナムソイ7横のイブニングマーケットは現在大盛況です。
海の透明度はないけれど、やしの木沢山のビーチと昔ながらのコサムイのローカルな雰囲気、旅行者、住民がまじっていて、タイ人/外国人がやっているリーズナブルなレストランが楽しめる面白い、落ち着いたまったりビーチになります。
ここはバンタイビーチに一番近い、ロンプラヤピアがあるエリアです。
大型カタマランの発着時も騒音というほどの船の音は聞こえず、船着場なのに、なにこのまったり感、みたいなエリア。
ビーチ沿いにココパーム、ピナクルサムイの中級バンガローリゾートがあり、コロナ前のハイシーズンですらビーチは20人いるかいないかみたいなビーチ。
翌日パンガン、ナンユアン、タオ島に渡るならば、ココパームリゾートに泊まればすごく楽です。レストラン横からロンプラヤのチェックインカウンター近くに繋がっているのです。
この桟橋から釣りしたいなぁー。ですけど、乗客しかこの桟橋は歩けません。この写真を撮ったのはNa Phra Lan寺院前ビーチからです。
海に面しているお寺で、ラマ5世がパンガン島に行く際に利用したお寺ということで、銅像があります。
お寺のお隣はオープンエアーバスタブやエアコンなしのリビングルームがあったり、ナチュラル志向でシンプルな素敵リゾートSaree Samuiがあります。
ビーチ前で仏陀がお守り。写真がちょっと古くて、現在は仏陀周りはやしの木が植えられていて、伸びてきています。
のどかなお寺です。ここからロングテールボートで漁にでるローカル猟師さんも。
この辺、リーフがなくて、雑魚釣りが楽しめます。数多くは通わなかったけど、その中で一番型が良かったのはこれ。
2020年は小指大の小魚がまぁまぁかかった。釣りをしてみたい!というお子さん向けかも。釣具レンタルはないので日本で調達か、メナムポストオフィス並びの長屋の釣具屋さん(日曜休み)で調達必要です。
ある時はタコがやたらかかったことも。
ダルマカレイも何度もかかったことも。揚げて食べました。まぁ何かしら釣れた。
ロンプラヤーお寺エリアは2010年のココナッツカーニバルでビーチ沿いに植樹された椰子の木が育ってきています。
(写真右の背の低いやつ)原種は1年に10センチぐらいしか伸びないらしいので、木になるのはまだまだかかりそうですね。
ここはメナムビーチの中心部メナムリゾート(現在休業中)前です。サク会長も若かりし日にこのリゾートで働いたことがあるという、ローカル経営の老舗です。本来ならば、ドイツ人家族や熟年カップルでにぎわっているエリアで、何十年もサムイに通うリピーターさんもいるところ。
左右どちらを見ても椰子の木があって、何年たっても変わらない風景。
メナムリゾートからメインロードに出るまでには昔ながらの雰囲気残るレストランがいくつかあります。昔ながらの雰囲気とは、バンブーテーブルにパレオのテーブルクロスでバンブーチェアーまたはプラスチックチェアーみたいなところ。
メナムで唯一の信号(稼動してない)をまがって、ビーチに直進できる目印の門。
ビーチまではレストランや薬屋さん、カフェがあって、ウォーキングストリートが開催されます。鄙びたという言葉もまぁ当てはまるストリート。
で、このビーチ前には東屋が長年あったのですが、2021年3月の時点では無くなっていた!
その後工事が始まっていたので、海に流れ込む水(排水?)をどうにかする工事かもしれない。
ビーチ沿いはレストランが点在していて、すぐ横はseaside restaurantいうローカル経営の老舗です。
今はあまり聞かなくなっちゃった&大きな声でも一部言い難くなってきた感はあるけど、実はサムイ名物のひとつでもあるサメカレー(イエローカレーとか、パッチャーとか。)が食べられるし、パッタイのえびはプリプリだし、もう目立たないけどおいしいレストランです。
反対側はずっと船会社の発着所だったけど、何年か前にレストランに変わってから、良く名前が変わっているように思う1軒。
ちょっとメナムビーチを見てみようかだったら、この信号からの道路はわかり易いし入りやすいです。
道路はUの字になっていて、中華寺があり、その先道なりにひっそりとした路地を進むと人気のHACHIYA Coffee & Roasteryがあります。
これは、道路沿いにあるPTTガスステーション近くから海側に入って、4月はせみの音がすごい小さな森の中の路地を抜けてたどり着く昔ながらのバンガローMoonHut Bungalow前からWコサムイ方面を見た写真です。
このあたりから先は少し砂浜の幅が狭くなります。
そのビーチレストランがAngela’s。ブログでも何度も登場していたレストランです。
古くから住む外国人に根強い人気があります。
椰子葺きパラソルが素朴で時の止まったサムイっぽい!
私は新しい白亜物よりもテンションあがってしまうのは、バンブーを編んだ天井。これもうなかなか見かけなくなってきたですよ。
雰囲気的にいうと、メナムはサムイのコパンガンかもしれない。
スタッフにチリチーズドッグでしょ。って言われるし、これを食べに来た。と言っても過言ではない好物、いまだ150Bのまま。
チリコンカンも美味し。
アンジェラのすぐお隣は今風のプールヴィラMiskawaan。ちょっぴり隣同士のギャップが面白い。
メナムビーチは、ビーチ&タウンでローカルな雰囲気を楽しむのが良いかも。
朝の市場にはなぜか外国人のおじさん達との遭遇が多いおばあちゃんのお粥屋さんがあり、タイの朝飯な、甘いコンデンスミルクたっぷりの紅茶やコーヒーも楽しめるし、この市場以外で島では遭遇したことがない、朝8時の国歌と全員起立で不動を体験できます。
Enjoy Your Beach Trip!
コメント