チェンモンビーチの南端(インペリアルボートハウス近くで、Qシグネチャーの向かい)にKoh Farn Noiという小さな無人島があります。干潮時は簡単に散歩気分で渡れる島で、真ん中が平坦になっていて、反対側の海につながります。島全体に砂浜はチェンモンビーチが見える一部分しかなく、石・岩ゴロゴロの島になります。
グーグルマップで海の深さなどを見てみると、島の反対側に少し突き出した岩があるみたいなので、大物を釣るならココだ!ということで、家族で行ってみよう!と出かけてみました。
夏のシーズンは午前中に干潮となり、ずずーと水が引きます。途中は少しぬるっと泥っぽい箇所もありますが、水の中をジャブジャブいくことはなく、かにを見つけたり、岩をひっくり返したりしながら、乳児でも歩いて島に到達できます。
砂浜はこの部分のみしかありません。
向かって右側はごろごろした石が続きます。このくらいの石ならば、こっちから回ってみよう!と探検気分で歩いていくと・・・
Qシグネチャーの真向かいぐらいから、岩が大岩になって来ました。でも水は澄んでいて、荷物もなにもなければ、泳いで行った方が楽しんじゃないか?と思いました。
目指すは突き出た岩なのですが、子供を抱えて、大岩をよじ登って、降りて、迂回してと釣という雰囲気ではなくなり、軽くアドベンチャーツアーをしているような気分になったり、アントンの高台に登っていく気分になれたり(笑)。
大人だけだったら、そんなに苦労しなくて、景色を楽しみつつアドベンチャーできそうだとは思いました。誰もいないし、海の色もきれいだし、釣セットよりシュノーケルセットがほしい場所でした。
目的の岩に到達したのですが、簡単にチェンモンビーチに戻れるし、まさかこんな大岩をよじ登ったりすると思わなかったので、水はビーチに戻って飲めばいいかと気楽に考えていたのが失敗。ココまで着たらのどがカラカラに。 探検の際には水はぜひ確保してください。これから先はさらに厳しい多岩が続くため、元来た道を戻ることにしました。島を1周するにはカヤックが適しています。
島の真ん中部分です。島で唯一反対側に楽に行けるポイントです。仕切りなおしでこっち側に行ってみたら・・・いる・・・釣り人・・・さすがに大岩アドベンチャーをして釣りにくる人はまだこの島には珍しい部類のようです。
沖合いにはフィッシングツアーの船も止まって釣をしています。ということはつれるポイントなのか?と大物仕掛けで竿を出してみると、すごい根だそうで、当たっても根にもぐられてしまうとのこと。
おっかかったぞ! 塩焼きか!と期待した魚のサイズは、これ・・・竹ざおでも釣れてる魚が・・・
磯遊びチームはえさのイカを岩場の水溜りに投げ入れて、かにが奪い合って食べるのを見たり、貝の蓋がアクセサリーにも使われる貝を見つけていじめてみたり。生きている珊瑚やきれいなイソギンチャクが岩の上からも見えました。
靴はビーチサンダルよりもバックルのあるようなしっかりとした靴が向いているビーチであり、浮き輪でプカプカとか小学生以下の子供を泳がせるのは向きませんが、ぼーっと大海原を眺めてみたり、シュノーケルで泳いで見たり、人気のないビーチが好きだという方にはいいポイントかも。
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