タイの産物のひとつといえば、タイシルク。サムイを出てくる前にサクさんにシルクといえばチェンマイ?と聞いたら、いや、良質なシルクといえばイサーンのコンケンだ。というその一言を頼りに、バンコクから地図を頼りに北上してきました。
ネットでchonnnabotという村で作っていて、工場ではなくて、各家の軒先で作っているという情報のが見つかり、コンケン市内から40キロほど南下したシルクの産地に行ってみました。
産地といえば、路上でそこの産物を売っているのを見るのが多かったのですが、ここはしーんとしていて、道端でシルクを売っているようなところはなく、サラパオ売りのおじさんに、この辺の集落で作っているというのを聞いて、路地を覗きつつ車を進めると、本当に家の軒先でおばちゃんが織っていました。
mudmee(マッドミー)シルクと呼ばれるものだそうで、今おばちゃんが織っているのがこの柄。
大体3.5mの長さの布を5日で仕上げるそうです。出来上がったものはバンコクに出荷するのだそうです。
染めた絹糸
これが完成品。3.5mの長さがあります。これでスーツなりドレスなり作れるそうです。
お后様がこの伝統工芸品を保護、促進しているそうで、その展示資料館(Sara mai thai)のようなものが村にあるというので、今日はこれからそこを見に行ってきます。
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