SOMAのホームグラウンド、ビッグブッダAKA.バンラックビーチ。その名の通り、ビッグブッダが見えるビーチでビッグブッダの名称は旅行者向け、住所になるとバンラックになります。
島の北部、空港最寄ビーチで、離着陸寸前で通過します。ビーチからは飛行機の他に、コソム/タオプン(島)、パンガン島が見えます。
ビーチの長さはシートランディスカバリーピアを起点として約2.5キロ。砂はシートランに近づくにつれて、粗くなり、サムイマーメイドリゾートから奥は細かくて、ホワイトとゴールデンの間のような色の砂です。でも波打ち際近くはもっと灰色っぽいところや、ゴールデンサンドのところも。
シートランピアの横は運河からの水が流れ込む川があり、ど干潮時以外は濡れずに渡るのは無理。
朝日は山の向こうからあがり、朝焼けや夕焼けがきれいで、夕日も年間の多い時期で山の向こうに沈みますが、夏はすばらしい夕日が見れ、西側まで夕日を見に行く時間がない、遠い!という時に夕景を見るにはうってつけの静かなビーチです。
たまにすごい朝焼け/夕焼けに出会えます。
ビッグブッダビーチは島内で一番桟橋が多いビーチで、ダイビングやツアーのスピードボート、現在運休中のサムイーパンガンータオの定期船シートランディスカバリー、パンガン島のハードリンを木造定期船で結ぶハードリンクイーンと合計5本の桟橋があります。
ビーチの半分が船着場で、半分がのんびりビーチな感じ。本来なら、朝7時頃からダイビングタンクの音がカンカーンと響いたり、ツアーに参加する人が集まりだしたり、8時に定期船が出港したり、朝が活気のあるビーチです。
ビーチのイメージとしては船の発着所的要素が強く、カタマランやヨットが沖合いに沢山浮かんでいて、シートランピア近くは漁師のロングテールボートが並んでいて、遊泳はできるけれど、年中透明度がないビーチなので、面白みにはかけます。
ただ、飛行機の離発着の大きな姿が見れたり、対岸のパンガン島が見れたり、ビーチ沿いに並ぶ建物もタイ様式、モダン、ビーチハウス、ビーチバー、カフェ、ビーチヴィラなど違う趣の建物がが並んでいて、建物を見ながらの散歩も実は楽しいビーチです。
そして、ツーリストビーチというよりは住んでいる人が多いエリアになるので、コロナ渦でもひどい町の死に方はせず、活気のある町になっています。
シートランピア付近からボープットビーチ方向へ見ていきます。以下写真はシートランピア向きが多いです。
シートランの桟橋自体は夕方釣りの人がいたり、夕景を見る人がいたり、子供たちが遊んでいたり、ローカルに重宝されている桟橋で、砂浜前はコロナ後以前よりも漁師のロングテールボートが増えていて、タイといえばロングテールボート!とタイっぽい素朴な風景が見れます。ムスリムの装飾が美しいロングテールも1,2艘あることがあります。
ロングテールとビッグブッダビーチ。
夏の6-8月のど干潮時は砂地が出没しますが、普段は運河からの水が流れ込みます。ここを過ぎると、
生鮮市場になっていて、ロングテールから獲れたても運ばれてきます。砂浜部分では干物を作ってます。
年間の多くの月が山に隠れていく夕日になるビーチなんですが、
7-8月はまぁまぁ海に落ちるぎりぎりまで見えるところに太陽が来ます。
海の上に雲がって事もすごく多いんだけど。
こんな色が楽しめる時もありますよ。風が気持ち良いし、シートランピアにちょっと行ってくるって事も良くありました。
シートランピアからマーメードリゾート手前までは、こんな感じのビーチで、手付かずな感じに。元ナラガーデン前から。
リゾートが並び始めるのはサムイマーメイドから。安めで桟橋にも空港にも近いリゾートです。
田舎雰囲気なブランコが味があります。
この辺からはビーチの砂もきれいになり、ごみがほとんど落ちていないビーチになります。
正真正銘ビーチフロントの部屋はベットから海が見える仕様、ビーチから部屋の中も完全に見えちゃいますけどね(笑)
オーシャンビューのプールありまーす。
リーズナブルリゾートだけど新しいプールと古いプールの2箇所あるという老舗ならではのゆったり感。
こちらはSaboey Resort.ビーチ沿いにプルメリアの木が多くて、通る度に良い香りが。
目立たないリゾートですが、ローカルを楽しむにも良い立地です。セブンは目の前。
海を見て何もしない1日をどうぞ。
マーメイドのお隣はこんなリゾートがオープンする予定です。プライベートプールヴィラあり、ビルディングあり。
名称は不明です。道路側は白と黒のモノトーンに塗られています。ビッグビーチ内では大きなリゾートになります。
ビルディング上階からの景色も良さそうですね。
建築前の空き地だったころに撮影した夕焼け。海の水質はいまいちなので、朝、昼、晩と空を楽しんでください!
この先、桟橋が続いていきます。一番手前の桟橋は、ディスカバリーダイバーさんが利用していて、その他、パンガン島トンナイパンにある、アナンタララサナンダ、ブリラサコパンガンの専用スピードボートの発着地で、専用ラウンジも用意されています。
やっぱりアナンタラはラウンジすら手を抜いていない感。
次の桟橋の間には貸家もあったりして、ビーチ前の東屋が住民に解放されてるローカルな場面も。
2本目の桟橋はロンプラヤの姉妹会社ロムラックキリンの桟橋。主にスノーケルツアーのスピードボートの発着が行われていました。
(2021年4月現在休止中)メナムの桟橋の波が高い場合は、カタマランもこの桟橋発着になります。特に11-1月のモンスーンシーズン。
今は、使用しないカタマランが停泊中。
ここは海側から見ると良さが半減してしまうので、ぜひ利用してみてほしいCafe C.O.B by the Sea です。
このビーチフロントの席をぜひ取ってください。海側に足を伸ばしてゆっくりコーヒーが飲める席になっています。評判良いカフェですよ。
そのお隣はツアーの発着所になっていたところで、今は休止中エリア。
ある意味適当なテーブルの固定法(笑)あるものを利用して工夫する。まさに足るを知る。
4本目の桟橋、Petcharat Marine Pier。ダイビング、スノーケルのスピードボート、チャーターボート、帆船など一番多くの船が利用しています。
そのすぐお隣がコパンガンのハードリンを結ぶ定期船、ハードリンクイーンピア。ビッグブッダピアやタイ語だとタールアプラヤイですが、ここに来たいのにバンラックピアと言っちゃってシートランディスカバリーの桟橋に連れて行かれたり、その逆だったりがたまに発生するようになり、看板もハードリンクイーンピアになりました。船がつかない時間は桟橋を歩いても良くて、つい船に乗らないのに天気が良いと行ってしまう桟橋でもあります。なお夜は門がしめられ、一応桟橋からの釣りは出来にくくなっています。
海を堪能できる素朴な桟橋、気に入っています。桟橋エリアをすぎてからは、リゾート、ヴィラが並んでいきます。
ビーチは写真右の山がはげたところまで続きます。
ピアのお隣はDragon Flyというミドルイースト料理屋さん。壁に書かれたトンボに目が奪われます。
お隣はプールの一部しかビーチからは分からないヴィラ。
やし葺屋根の上にはガルーダ?がついていて、朝焼けになかなか映えるんですよ。
つい写真を撮ってしまう。道路のヴィラの看板もインド文字風の書体で書かれていてぱっと読めない(笑)気になるヴィラです。
在住者に人気のシークレットガーデン。日曜にライブバンドがあったり、スペアリブの食べ放題の日があったり、朝食からディナーまで美味しい洋食が食べられます。人気メニューはグランドマザー’sミートボール。これを作っていたシェフRIKは今回オランダに戻っちゃうけど、メニューは残りました。ステーキも美味しかったなぁ。ワイン飲んでぶっ倒れたこともあったなぁ(笑)
Koh Koon Beach Resort 前。フランス人オーナーの小さなリゾートです。オーナーもスタッフも気持ちが良いと評判です。
Pliviege Hotel Ezra Beach Club前。白いビラとビルディングで、2年前まではプールパーティーがあったりもしていた。
ビーチフロントはプライベートプールヴィラ。ここ、朝6時にはスタッフがビーチを整地している。
ビーチには道路から出やすいビーチですが、ここはパブリックエントランスから入ったところ。
すぐ横はTEMPOというリゾートがオープンする予定で、以前Dae Tong De resortというローカルバンガローで、その後ビーチクラブになりにぎわったところを現在絶賛改装中。
道路からビーチへの引き込みの道。出ると右前にセブンイレブン。
Tempoとエントランスをはさんで反対側は、昔ながらの雰囲気のあるバンガローがあります。昔を思い出したい方はこちらをどうぞ。
ビーチはこんな感じで晴れた日は色がきれい。水質はボープット同様かと。波打ち際を掘ると小さいアサリみたいなのが面白いほど獲れます。
タイ人も夕方は良く掘ってます。
この辺は砂ですが、少し右側に行くと海の中にみえない岩がごろごろ出てきたりするので、足を切る危険性があります。どっちかというと、やっぱり見て楽しむ海かな。
ビーチに出て、左側からはしばらくレンタルビラやビーチハウスが続きます。
タイ様式のヴィラ
2階にベランダがあるっていいなぁー。
今な作りのヴィラ。
レンタルヴィラ。整地されてていつもきれい。
長年バンラックに住んでいたのに、ビーチを歩くようになったつい最近知ったビーチバー。
道路からはこんなバーがあるなんてぜんぜん分かりません。道路側からは6軒ほどの集合住宅という認識。
ビーチフロントの家の軒先とビーチがバーになっています。
好きですね。この素朴な感じ。
Dispoのアプリで撮った朝。
ここは、ラグジュアリーな人々が常用のビーチクラブCHI SAMUI.カンナビスフードも食べられます。
営業時間前の写真でとても味気ないです。
ビーチ内で、一番ビーチリゾート!ってしてるのはPrana Resort.ただお店などがちょっと遠くなる位置にある。ビーチはすこぶるのどか。
さらに進むと、道路からは空き地になっていて、Bangrak Beach→の看板もでている、ビーチエントリーしやすいところにあるバー。
ローカルのおじさんがやってるっていう雰囲気満載。昔はこんなのが木造で島中にありました。今は建物資材も進化しましたね…
この辺からは干潮時は水がぐぐぐっと引いて浅瀬が出没してきます。ですが、岩礁が沢山なので、はだしで入るべからず。
水かさが低くなる6-7月の干潮時はタイ人が岩礁に点在していて、赤貝やタコを探しています。これは昔から変わらない風景。
さらに先に進むと、もうじきオープンできそうなビラリゾートがあります。もともとCOMO RESORTだったところで、旧SCENT HOTELのお隣になります。ナチュラルテイストな雰囲気のビーチリゾートになってそうに見えます。道路側からは真っ白の壁。
2020年の末ぐらいだったかな、SCENT HOTELがB Houseにマネージメントが変更に。
内装は前のままみたい。
ノスタルジックな雰囲気が好きな方はこちら。
さらに進むと、海を見ながらお茶が出来るライオンカフェがあります。突き出た木陰のカウンター席が人気です。
この辺の景色の魅力といえば、
夏のシーズンの干潮時に沖合いに白いサンドバーが出現するのです。
そこまで行くには靴を履いて歩いていくか、リゾート宿泊ならカヤックで行きます。
道路やビーチから見てると、行きたい!と思ってしまうほどまぶしく輝きます。
Lionカフェの隣のLaelayレストランからもグッドビューです。
この先でビッグブッダビーチは突き当たりになります。
2021年4月はじめは昇ってくる朝日がこの辺で見れました。
朝焼け狙いで今年は歩いていて、使用した写真も多くが早朝のものです。
ビーチ全体夕焼けはきれいなことが多くて、
などなど楽しむことができます。
ビーチ沿いのレストランの数はボープットよりもぜんぜん少なくなり、好きな飲み物持って砂浜に座るってのも良いですね!
木陰も探せばすぐに見つかるので、ビーチ飲みにはうってつけです。火曜、金曜(ボープットのウォーキングストリートが開始されたらなくなるでしょう)、土曜、日曜は市場前に屋台街が17時スタートで開催されるので、そこで仕入れてビーチを散歩するのもいいですね。
大体素通りされてしまう、ビッグブッダビーチ、ぜひ一度ビーチウォークしてみてくださいね!
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