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椰子の木の害虫騒ぎ

椰子の木の害虫騒ぎ

damegecoconuts

ここ数年、椰子の木が害虫によって、最終的には枯らされてしまうという被害が相次いでいます。気にかけてやしの木を見ていると、ほとんどの葉っぱが茶色くなっていて、だらんと
下を向いているやしの木、葉っぱが全部落ちてしまって幹だけが、まっすぐに伸びている椰子の木を見かけることがあります。寿命の椰子の木かと思っていたら、害虫被害にあった椰子の木でした。

事務所の窓から見えるだけでも、3本の椰子の木がやられていて、1本はまだ緑の葉っぱが多いけど下を向いてしまったもの、もう一つはあと2枚で丸坊主、もう一つは幹のみ。

reddevil
3種類の害虫が椰子の木を駄目にすると言われていて、
(Brontispa lingissima)・・・葉っぱが開く前に寄生して、木を弱らせる。
※日本語名が分かりません。

サイカブト(Rhinoceros beetle)・・・被害を受けた椰子の木は理想的な産卵場所となり、住み着き、さらに木を弱らせていく。

ゾウムシ(Ryhnchophorus ferrugineus ;Red palm weevil)・・・一番の厄介者&秘密主義者(-_-;)。木が駄目になるまで木への影響が分からない。(写真の虫)

ゾウムシは、良く空港ターミナル向かい側の森の中で、見かけていました。害虫とは知らずに面白い虫がいると写真をとっていたくらい。見上げたら、枯れた椰子の木が数本。

サクさんの話では、最近は土地を売ってしまったほうがココナッツで生計を立てるよりも簡単ということが分かり、島民のココナッツへの関心が薄くなってしまったそうです。

ですが、春にはセミナーが行われたり、天敵を育てて駆除する実験が試みられたりの行動が取られ、なんとかココナッツアイランドサムイのシンボルを守ろうという動きもあります。

参考:community magazine www.samuicommunity.com &サク会長の話。

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