10時半ビッグブッダ発のハードリンボートでパンガン島に渡り、17時半ハードリン発の船を利用してコパンガンディトリップに行ってきました。
空港から車で10分以内のビッグブッダピアから出る木造船45分。木造船といえども、たぶん想像するよりは大き目の船かと。途中にあるコソムまでは揺れは少なく、島と島の最短距離を行くので、風のある日は大型高速船より楽です。予約が要らないので飛び乗れるのも最高です。
前はまとめて置いてあったライフジャケットが各席に置かれていました。
ハードリンについてピアから歩き始めたところに乗合のミニバスが待機しています。
人気のサラダビーチ方面へも車もあります。バイクはサムイ同様スクータータイプとオフロードタイプのレンタルがあります。車はすんなり借りれる事が少なく(待機時間が長かったり)。今回は島の東部のThansadetエリアまで道路が良くなったというので見に行ってみようという目的でバイクをレンタルしました。パンガン空港ー島一番の高級リゾートがいくつか並ぶトンナイパンビーチへ続く道を現在拡張工事中です。タンサデットもトンナイパン行きのミニバスもあります。
最初の難関、ハードリンーバンカイの峠越え。
ハードリン-バンカイ間の凄い峠越えの後、バンタイの街へのカーブ手前。
バンタイのセブンイレブンを通り越して山側に曲がって少し行くとあるパンガン(タイ南部でとも)で一番大きなゴムの木を右に見つつ山に上がっていきます。
パーティー会場も通過します。右側にJungle experience、OpenAir Mizix festivalなど、左側にHalfmoonの入口があります。
注意深く岩の上のサインをみるとtwin coconuts↑の文字。確かに二つに分かれた木が見えました。パンガン島は宣伝にしても手書きが多くて見た目に商売商売していなくて好きです。この辺がサムイにはなくなってきたかなと。
車の通りの少ない道をあがっていきます。まだバイクで余裕であがれる普通の道。以前と変わっていません。この道を通るのはおそらく5年以上前です。
途中から道路拡張工事が始まっていました。
片側舗装だったり、未舗装だったり。
うっそうとした森の中の道路と言う感じだったので、ずいぶん広く、完成後は楽しみですが、勾配はそれなりです。
カーブありの急勾配の長い坂。雨が降ったらと思うと怖い坂です。
この道沿いはバイクでトンナイパンからやってきてみたけど、凄い坂やガタガタ道で、どこかに傷のある人に必ず出会うとか、途方にくれている人たちを見てきたので、舗装道路は凄くありがたいかと。トンナイパンに泊まってハードリンに夜繰り出すぞというのは、距離的にも暗い道的にもお奨めしません。というか行く気なくなるでしょう。
岩を挟んでどっちもぼこぼこの道だったところも岩を残してきれいに。
快適な舗装道路が続いた後、まっすぐ進むとトンナイパン、ラウンドアバウトを通って右折するとタンサデッドの滝とその先にタンサデッドビーチがあります。
タンサデッド方向も途中まで舗装道路に以前もなっていたような、なっていなかったような。一気にジャングルの中の道気分になります。
タンサデッドの滝はラマ5世が見つけて良く通われた滝で、イニシャルが彫られた岩がいくつかあります。道路状況の良いところにラマ5世像があります。(写真鹿の奥)滝はもう少し海に近いところになり、歩く必要があります。
舗装道路が終わるところに小さな商店と食堂があり、そこを通過するとこんな道になります。昔からビーチまでの道はこんな道バイクで行けるか!というぼこぼこの割れた山道で、怪我をせずに辿り着くのは難しいぐらいの難所でした。途中で地元の人に以前より良くなったと聞いたのですが、良くなった道がこれかと。ローカルのたくましさを思い知る事に。
この写真は2001年。
どこまでも続くよ割れた道状態。行くなら4WDじゃないととか、サムイでもサファリツアーはこんな道を通るかどうかの道です。ここまでくるとジャングル体験ツアー気分にはなれます。オフロードバイクが好きな方には面白いのかもしれません。
この道の終わりが近づいたところでやっとタンサデッドの滝国立公園の看板とヘッドオフィスがあります。ビーチからのほうが滝が近いのです。
突き当たりがタンサデットビーチ。多少バンガローに変化があっても、ほぼ昔のままに残っていて感動。この道を考えれば秘境といっていいようなビーチに思えますがシュノーケルが出来るほどの透明度はなく、ひたすら現実を忘れてのんびりかなと。
バンガローは昔ながらのファン(ビーチは自家発電です、しかも携帯の電波も怪しい(AIS))、今風とかモダンというものは一切ありません。有名なのはmai pen rai bungalow、砂浜にあるのがJS HUT resort.
ビーチ中央から左右。
そして辿り着いたのが新鮮なアオリイカ。初パンガンでひざをすりむきつつたどり着いたこのレストランで、釣り立てのアオリイカを譲ってもらって食べさせてもらったのがここで、美味しいんだけどあの道なのでなかなか行こうと言えない場所です。
バイクで行くことはお奨めしませんが、トンナイパンに宿泊したらボートタクシーで来てみても良いと思います。日中フルーツシェーク飲めません。
帰りはちょっと寄り道をして…
すぐ近くの山にサク会長所有の土地があり、その土地の近くまでもバイクで上がれる道ができたらしいというので、横道にそれてみたら、これ。この道もすいすい二人乗りであがっていく会長、ツワモノ。結局バイク3台、のぼったのですが、一切お奨めしません。
まだまだ上にというのですが、ここでリタイア。会長はもう少し上まで上って引き返してきました。
来た道を安全に戻り、最後の難関はハードリンへの峠越え。文字にしているだけで手に汗握ります。
ハードリンから向かうときは最後の一番景色が良いけど、そんな景色を見ている余裕はないすごいカーブの下り坂で、ハードリンへ向かうときは最初の急なカーブの上り坂で、登るんだろうか?途中で止まっちゃったらどうしようと緊張します。事故も多いと聞きます。
いくつかめの峠の頂上にあったビューポイント。見つけたときには止まれない。
峠手前のハードリン側(サンセットビーチ)のモダンリゾート、The Coast.
パンガンもオシャレリゾートが増えてきました。でも行き交う人はフィッシャーマンズパンツをはいて斜めがけバックをかけていて、実に自然に島を楽しんでいる人っぽい人が多くて、会長も口をそろえて、サムイとは来ている人が違うと。あの悪路を見て、笑える人だと楽しめるのかもとも。サムイは交通量が増えて危ない、パンガンは交通量は少ないけど道が危ない。運転の際はご注意ください。
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