サムイのソンクラーンはバンコクでデモが起こっているというのはまったく感じさせない毎年恒例の水浸しの一日となりました。まずは午前中は車でメインロードをメナムまで。車の数が島に増えた分、メインロードも昨年よりも渋滞しているように思います。この日だけは、車やバイクをとめて、水をばしゃばしゃかけてもいいので、日常茶飯事的に見る暴走追い越し車両もなく、のろのろ渋滞が続きます。
バイクは格好の標的。スースーパウダーを塗られ、水をバシャーンと容赦なくきます。普段どこにいるの?というぐらい若者のタイ人もしくは出稼ぎミャンマー人?が道路に多々出ていて、笛を吹いてはバイクを止めて、ペタペタ、ジャバーンの嵐です。
ピックアップトラックに水がめを積んだ”やろうじゃないか”という気合の入った車たちはもちろんずぶ濡れ。
セダンやミニバスはほとんど通過可能ですが、たまに渋滞でとまると、窓をたたかれ、白い粉を顔に塗られます。
サワディーピーマーマイカァ(あけましておめでとう)、と言われ塗られたほうも”ありがとう”と返答。かけられても塗られてもみんなが笑っているという素敵なお祭りでもあります。一度ぬれたら参加せにゃ損々。
午後はバイクでチャウエンに繰り出してみることにしました。途中のメインロードで何度も止められ、こんな状態に。
張り切っていて目立つのはオカマ&ゲイチーム@チェンモンビーチロード。
チャウエンビーチロードの盛り上がりポイントその1 バーSOLO前。
バーの2階からはミスト上の水が出るようになっていて、トランス音楽がガンガンかかり、ミニ路上レイブって感じ。
ソンクラーンの正しい防御はこれ(笑)。 バイクを運転するならゴーグル必須というぐらい、水や粉やシャンプーが目に入ってきて痛すぎます。みんな目が真っ赤。
第2盛り上りポイントはクリスティーズカバレショー前。カオサンレストランの向かい側。毎年ここはオカマさん達が陣取っていて、特に男性は狙われます。好みの人には飛びついていきます。揉まれます(笑)
ノリのいい人が通ったりすると盛り上がります。タイ正月のいいところは旅行者もタイ人も誰彼かまわず小さい子供から大人まで盛り上がれることだと思います。西暦のニューイヤーはなんとなく外国人のための。という雰囲気があり、旧正月はあんまり盛り上がらず。
バイクで通り抜けてみます。特にチャウエンビーチロードは氷水の比率が高い!いたるところで叫び声があがります。
もう、どうにでもなれ状態。水鉄砲の威力は”へ”でもなく、強力なのはやっぱりバケツ。
12日の午後から盛り上がっていたmango club、グリーンマンゴー前。
グリーンマンゴーを過ぎると、そんなにたいしたことはなく、チャウエンブリ、チャバサムイ前が多少混雑。
一方通行が終わって、繁華街南に入ると、中心部のような騒ぎは少なくなっていきますが、水浸しなのはおなじ。
ビーチロード南最後の盛り上がりはシースケープ前。
4月13日にサムイにいるならば、宿泊はチャウエン中心部の中級リゾートに限ると思います。
トンサイベイの前を通っても、水で塗れた所もなく、人もおらず、もしかして高級リゾートに泊まっていたら、今日が水掛でこんなことになっているというのは知らないで帰っちゃうかもね。と思いました。
チャウエンのリゾートなら、顔が粉で白くなってもすぐに飛び込めるきれいな海がある!
ぜひ一度ソンクラーンを体験しに来て見てください!
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