島で一番よく見かけるまたはバイクですれ違う事が多いのがこの果物屋台。スイカやパイナップル、パパイヤは一切れ１０バーツと口さびしいときには値段もサイズもお手ごろです。どの屋台も同じ品揃えでマンゴーは甘くない青マンゴーだし、すっぱい木の実の漬物風のものだったり、こっちでいうメロン＝ケンタループはさくさくしてあんまり甘くないし、10バーツシリーズ以外はヤングココナッツぐらいしか魅力的なものがなかったのも確かなのですが、最近ずっと気になっていた蛍光緑色の果物を買ってみました。
一番手前のケースの赤いりんごの下に袋に入って入っているやつです。（これはちょっと色が薄め）。
青りんごにも見えるし、この鮮やかな緑色は着色料か？と思う果物ですが、実はこれ、皮をむいたグァバを梅シロップにつけて甘くしたものなのです。タイ語でファランチェーブアイ。ファランはグァバ、チェーが浸す・漬ける、ブアイは梅。
グァバの白い部分はさくさくでそこまで甘さがしみこんでいませんが、皮をむいたところは程よい甘さになっていて、ほんのり梅酒のような香りが楽しめます。漬かりの甘いのやら、ちょうどいいのやら、漬かりすぎ（ちょっと発酵気味）のやらいろいろあるので、運任せではありますが、梅酒好きな人には受けるかも。１個を適当な大きさに切ってくれて２０バーツ也。水もほとんど出ないし、手もべたべたにならないので食べやすいです。着色料かと思った色はグァバもともとの色でした。最近のお気に入りです。
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