ナトンのひとつチャウエンよりの村、バンマカームのビーチです。峠をナトン側に越したところになります。チャウエンビーチ以外にもこんなにきれいなビーチがあるのか!と思わせてくれるビーチです。
沖合いのリーフで波が消され、風があるなという時でも、リーフ内は遊べます。今の遠浅シーズンはチャウエン北以上に遠浅になり、小さい子供を遊ばせても広くて、人もおらず、目を離しても、おぼれるような水かさではまったくない水溜りもあり、磯遊びも楽しいという最高のビーチです。目の前にはアントン諸島が見えます。
とにかく干潮時は水が引きます。300mはありそうです。水かさの多くなる10月からの数ヶ月は満潮時はビーチがまったくなくなるほど水が増えます。
ところどころ砂浜が出現していて、写真を撮っても取り飽きないというか、ここからのほうがいいんじゃないかと終始思えてしまう、きれいな景色が見れます。
釣りには船道が良さそうです。沖合いに投げれば、根係か魚がかかっても根にもぐられてなかなか大物は姿を見せてくれません。釣りよりシュノーケルの時は、リーフまでの間を泳ぐといいです。
が、岩と珊瑚なので、バックルのあるようなサンダルが安全です。そして、遠浅シーズンの干潮時は泳ぐには若干水が少ない場合もあります。
ですが、晴れた日だったら生きた珊瑚と魚が泳がずに見えます。サムイでこんなところがまだ残っていたとは感動したというのは家族の言葉。
浅瀬にたまった水溜りも砂は白く細かく、水も透明。底には小さなヤドカリがすごい数います。
子供がお菓子を落とせば、小魚が集まり始め、コトヒキも群れでやってきたり・・・
チェンモンやチャウエンでよく見かける小さいきれいな巻貝にはいって、すごいスピードで移動するやつや、
やたらたまっていたり・・・
さらに沖に進むと、貝のサイズが大きくなり、きれいだなと思った貝を拾うとヤドカリの家になっていることも多く、とにかくすごい数がいます。
道路近くの砂浜には、直径1センチ弱の細かい貝が星の数ほどいます。
ひとつづつ見ると、どれも渋い柄をしていて、瀬戸物の柄になってもおかしくないようなのや、スパイダーマンチックな柄だったり、ブレスレットのワンポイントで使えそうな模様の貝です。なんていう貝なんだろう?
岩場にはごろっとホイサーンの殻が。あわびに味が似たおいしい貝です。ビーチで落ちているのを見るのは初めて。
貝の極め付けがこれ、チョウセンサザエと思われる貝が、岩場をよく見るとくっついてる、くっついてる。大きさが大きくても直径5センチ弱で、大体2センチぐらいのが多いのですが、あれよあれよと砂遊びの小さいバケツに一杯に。塩茹とお味噌汁にして食べてみました。身が1センチも無くて、取るのに苦労しましたが、そこまで磯臭いということもなく、おいしかったです。
砂浜に落ちている珊瑚の岩をどかしてみると中からあなジャコが出てきたり、カニがあわてて逃げていたり、岩の下には必ずヤドカリというほど、やっぱり沢山います。
カニもいろいろな種類に大小いて、5種類はいました。カニの吐いた砂の絨毯がいたるところにできています。
釣りは大きいのがいそうな予感です。潮の出入りがあって、かなり島内ではいいポイントとなりそうです。しかし、かかっては根にもぐるの繰り返し。えっ!こんな大きな魚が跳ねるのは見たことが無い!と思う何か分からないけど魚が跳ねるのが見えました。大物狙いは坊主の可能性も高いですが、キス釣りならかなり形のいいキスが船道で釣れましたこれまたこんな大きなキス、サムイで釣った事が無いというサイズ。刺身とバター焼きで食べてみました。
沖合いまで歩くときは水分は持っていったほうがいいです。道路沿いにはレストランが幾つか並んでいるので、食事の心配は大丈夫です。良く行くのはスターリーシーフード(starry seafood)。
ぜひ行きたいと思っているのは、木造のいかにもビーチ前にありそう!という手塗りペンキがいい味を出しているビーチカフェ。
今年は来週で干潮時の潮の高さが一番低くなるというのが終わります。
夏に楽しいビーチです。
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